先日再入荷した後藤 奈々さんの白釉カップのページに、「貫入」の入った写真を追加しました。
私が2年くらい毎日のように使っているカップです。
私は貫入が気にならないので、器使い始めの「米のとぎ汁」をこのカップでは行いませんでした。
使う前には、じっくり見ても陶器の表面にヒビなど見えないこともありますが、長く使い込んでいると、すこしずつヒビが柄が浮き上がるように表れてくるのが貫入です。
(一般的な磁器にはでません。釉薬を厚くかけた磁器だと出ます。)
*カップ全体が黄色っぽいのは、使い込んだからではなく、このカップが釉薬薄く最初から他のカップより黄色かったからです。
ややこしくてごめんなさい。
★貫入の線を出来るだけ避けたい方は・・
・カップに飲み物を注ぐ前に、カップを水に漬けておいてから使う。
・または、カップにひたひたのお湯を入れてから使う。カップが温まる&飲み物の色がしみ込みにくくなります。
・飲み物を入れたまま、長時間放置しない。
など、気をつけてみて下さい。
器全体が茶渋などで汚れてしまっては台無しですが、器はきれいに使いつつ貫入が入ってくるのは、陶器を使う楽しみの一つだわー、と思って頂ければ幸いです。
>>後藤奈々 白釉カップ
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